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今回は、行政書士試験の一般知識問題対策の情報提供になります。

テーマは「経済用語(その2)」です。

国際分業

国家間の分業関係のこと。それぞれの国がすべての商品を生産するのではなく、それぞれが生産コストの低い商品を多く生産し、互いに輸出する。逆に生産コストの高い商品は輸入する。

水平的分業

同じような経済レベルの先進工業国間で、種類の異なる工業製品相互の輸出・輸入が行われる形式の国際分業。

垂直的分業

先進工業国が高度な工業製品を生産し、途上国がその原材料や部品等の生産に特化する形式の国際分業。

自由貿易

関税など国家の介入や干渉を排して、自由に行われる貿易のこと。重商主義にもとづく保護貿易に対して、イギリスの経済学者アダム・スミスやリカードらによって主張された。

保護貿易

国内の産業を育成・保護するために、輸入数量を制限したり、輸入品に高い関税をかけたりするなどして、貿易制限を行うこと。ドイツの経済学者リストらにより主張された。

貿易不均衡

二国間の貿易取引における、輸出入額の差が大きいこと。

ブロック経済

1929年におこった世界恐慌の際に、主要国が共通通貨を使う植民地や関連諸国を集めて形成した、排他的かつ閉鎖的な地域経済圏のこと。ドイツを中心とするマルク=ブロック、イギリスを中心とするスターリング=ブロック、フランスを中心とするフラン=ブロック、日本を中心とする円=ブロックなどが代表例。

デフォルト(債務不履行)

外国から借りているお金(対外債務)に対する利払いが遅れたり、元本の返済が不可能になった状態こと。

リスケジューリング

外国から資金を借りている国が、国際収支の悪化等により返済が困難になり、返済期限を先に延ばしてもらうこと。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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