今回は、行政書士試験の一般知識問題対策の情報提供になります。
テーマは「地球温暖化関連の用語(その1)」です。
(以下の用語の説明は、福岡県の「地球温暖化問題用語集(更新版)」
(https://www.ecofukuoka.jp/words/5471.html)を加工して作成しています)
一次エネルギー
加工されていない状態で供給されるエネルギーのこと。石油や石炭、原子力、天然ガス、水力、地熱などが該当する。太陽光や風力のような再生可能エネルギー、薪や木炭なども含まれる。
二次エネルギー
一次エネルギーに手を加えて得られるエネルギーのこと。消費者のもとに届けられる、電気やガス、ガソリンなどは二次エネルギーに該当する。
再生可能エネルギー(ソフトエネルギー)
水力、バイオマス、太陽光、風力など、枯渇することがないエネルギー源のこと。一定地域で1年間に得られるエネルギーの量が限定される代わり、半永久的に使用し続けることができる。しかし、化石燃料よりコスト高になる場合が多い。
クリーンエネルギー
有害物質の排出が相対的に少ないエネルギー源を指す。いわゆる自然エネルギーの水力、風力などのほか、化石燃料の中では有毒物質の発生が少ない天然ガスもクリーンエネルギーと呼ばれることがある。
エコドライブ
環境に配慮した自動車の運転方法をいう。具体的には、急発進・急加速をしない、空ぶかしをしない、適正空気圧のタイヤで走る、といった取組により省エネルギーを図る運転方法のこと。
エルニーニョ現象
南米のエクアドルやペルーの太平洋東部(赤道部)で発生する、海面水温の異常昇温のことで、数年に一回の割合で発生する。日本では冷夏や暖冬になりやすい。
ラニーニャ現象
南米エクアドルからペルー沿岸にかけての海水温が下がる現象のこと。エルニーニョにより東方へ追いやられた温水が西方に戻る時に発生する。日本では空梅雨、猛暑、渇水、寒冬になると言われている。
ダイポールモード現象
インド洋東部の海面水温が異常低下し、逆にインド洋西部の海面水温が異常上昇することで起こる現象のこと。インド洋東部のインドネシア周辺では少雨、西部のケニアなどでは多雨になる。日本では太平洋高気圧(小笠原高気圧)に覆われる日が多くなる。この現象が起こると日本の夏は猛暑になるという。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。