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こんにちは。

今回は、2017年度の行政書士試験の試験委員である指宿信教授(成城大学)に関する分析です。

指宿教授は、2015年度から試験委員となっています。

指宿教授の専門分野は、「刑事訴訟法」と「法情報学」です。

2015年度以降の基礎法学の出題は、刑事手続や裁判関係が多いことから、指宿教授は基礎法学の作問も担当していると予想できます。

指宿教授が基礎法学を担当しているのであれば、以下のテーマは、押さえておくべきです。

いずれも、最近の指宿教授のブログで取り上げられているテーマです。

①最高裁判所のHPへの判決文掲載について。

東京高裁の裁判官がツイッターにある事件の判決文のリンク先を添付して投稿したため、裁判所の内規に反して東京高裁が判決文を裁判所のウェブサイトに公開していたことが判明しました。

この件について、指宿教授は、自身のブログでコメントしています(内容は指宿教授のHPをご確認ください https://imak.exblog.jp/)。

また、指宿教授の著書「リーガル・リサーチ」「法情報学の世界」でも、最高裁判所のHPへの判例の掲載についての内容があります。

なお、最高裁判所のHPへの判決文掲載は、全ての判例について行われるものではありません。

下記の最高裁判所のサイトにも、全ての判例を掲載しているわけではない旨の記載があります。
http://www.courts.go.jp/picture/hanrei_help.html
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/search1

②取り調べの可視化について。

指宿教授は「被疑者取調べ 録画制度の最前線 可視化をめぐる法と諸科学(日本評論社)」を出版しており、このテーマは指宿教授の専門分野です。

刑事訴訟法の改正により、裁判員裁判の対象事件等について、原則として取り調べの全過程の録音・録画を義務づける規定が設けられました。

改正法の施行は平成31年6月2日ですが、警察庁はすでに、2017年10月から全国の警察に対して、これを実施するよう通達しており、現在は全国の警察の取り調べで試行されています。

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