この記事をシェアする!

今回は、行政書士試験の一般知識問題対策の情報提供になります。

テーマは「基礎的財政収支(プライマリー・バランス)」です。

基礎的財政収支(プライマリー・バランス)とは、税収・税外収入(国債発行による収入を除いた収入)と、国債費(国債の元本返済や利子の支払いにあてられる費用)を除く歳出との収支のことになります。

つまり、国債による収入・支出を除いて、その時点で必要とされる政策的経費を、その時点の税収等でどれだけまかなえているかを示す指標です。

そして、プライマリー・バランスがプラスであれば、国債の発行に頼らずにその年の国民の税負担などで国民生活に必要な支出がまかなえている状態(財政が健全な状態)を意味します。

逆に、プライマリー・バランスがマイナスであれば、国債等を発行しないと支出をまかなえない状態(財政が健全でない状態)を意味します。

近年の日本のプライマリー・バランスはマイナスが続いており、2021年度の一般会計予算では、税収・税外収入は約63兆円、国債費を除く歳出は約83.4兆円で、プライマリー・バランスは約20.4兆円のマイナとなっています。

このままでは財政赤字の金額が増え続けてしまうので、政府は、2018年に「経済再生なくして財政健全化なし」との基本方針の下で策定した「経済財政運営と改革の基本方針2018(骨太方針2018)」において、「新経済・財政再生計画」を定め、以下の「財政健全化目標」を設定しました。

1.2025年度の国・地方を合わせたPB黒字化
2.債務残高対GDP比の安定的な引下げを目指す

そして、この「財政健全化目標」は、「経済財政運営と改革の基本方針2021(骨太方針2021)」でも、堅持されています。

ただし、感染症による不安定な経済財政状況を踏まえて、本年度内に、感染症の経済財政への影響の検証を行い、その検証結果を踏まえ、目標年度については再確認することとされています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事をシェアする!